幾つかのバリエーションがあるようだけど、どれを使うのが適切なのか良く分からないと言われるかたも多いと思います。
この記事を読んでくださいますと、英語の手紙の結び方についてより深くご理解いただけます。
それでは、ニュージーランド在住17年の<うらん>が解説いたします。
英語の手紙の結び方
英語の手紙の結び方には幾つかのバリエーションがあります。どのような内容の時にどの結びを使うのが適切なのか?
詳しく検証します。
1) 回答が必要な英文の手紙の結び方
結びの部分に穏やかなリマインダーを含めると、相手のアクションを促すことにもつながります。
そのような場合、以下の結びのフレーズがよく使われます。
“Appreciate your help in answering my question,” (私の質問に答えてくれてありがとう<=回答はこれからですが先に感謝を伝えます)
“If you’re able to reply by [日時], that would be great — thank you!” (【日時】までに回答してくれると嬉しいです―ありがとう!)
2)フィードバックが必要な英文の手紙の結び方
1と似ていますが、少し長めの意見などを要求する場合には以下の結びがよく使われます。
“Thanks in advance for your time,” (先に感謝を伝えます。お時間ありがとう)
“I appreciate your help,” (あなたの助けに感謝します)
“Looking forward to your reply,” (お返事を楽しみにしています)
予め感謝の気持ちを表すことで、相手は好意的な印象を持つようです。
これは何かを要求するときに重要となります。
3)会議やプロジェクトの準備などの英文の手紙の結び方
以下のように次回につなげるような結びかたをします。
“Talk soon,” (近々お話ししまよう)
“Speak with you soon,” (近い将来お話ししましょう)
“Look forward to connecting soon,” (近々コンタクトを取れることを楽しみにしています)
4)誰かが何かをしてくれたときの英文の手紙の結び方
“Thanks again for [してもらったこと],”(【~をしてくれたことを】重ねて感謝します)
“You’re the best,” (あなた最高)
これらのようなフレーズで相手に感謝を伝えます。
5)(メールの場合)送信時間に応じて使われるお決まりの結びのフレーズ
“Have a splendid [morning/date/afternoon/evening],” (素晴らしい【朝/1日/午後/夜】をお過ごしください)
“Have a great week“ (素晴らしい1週間をお過ごしください)
“Have a great weekend,” (良い週末を)
“Hope your weekend is going well,” (良い週末を過ごせるよう願っています)
“Enjoy your holiday,” (楽しい休日を)
6)プロジェクトなどが完了してお礼の英文の手紙を書く際の結び方
少し時間を取って、相手に感謝の気持ちを伝えるととても評価されます。
“Great working with you,” (一緒にお仕事ができて良かったです)
“Thank you for your hard work,” (お疲れ様でした)
7)お祝いの英文の手紙を書く際の結び方
“Keep up the great work!” (引き続き頑張ってくださいね!)
“Congrats again,” (繰り返しになるけどおめでとう)
“In awe of what you’ve accomplished,” (成し遂げたことに畏敬の念をこめて)
8) 手紙の結びには、上記のようなフレーズを書いたあとに1行空け、次の言葉を入れます。
Yours sincerely, (誠意を込めて:かなりフォーマル)
Sincerely yours, (誠意を込めて:かなりフォーマル)
Sincerely, (真心を込めて:上の2つよりもややカジュアル。ビジネスで良く使われます。)
Regards, (尊敬を込めて:Sincerelyよりもややカジュアル。面識のある相手に利用されます)
Kind regards, (思いやりと敬意をこめて:カジュアル。面識にある人に少し親しみを込めて使われます)
Warmest regards, (暖かい気も気をこめて:カジュアル)
With best wishes, (幸運を祈っています:親しい間柄の人へ)
Best wishes, (最善を祈る:親しい間柄の人へ)
Love, (愛してる:恋人、家族、親友などへ)
まとめ
英文の手紙の結びの部分には、お決まりのフレーズのバリエーションがあり、手紙の内容、相手との関係性によって使い分けています。
英文の手紙を送る際には、どのフレーズが結びの言葉にふさわしいか、意識しながら選びましょう。
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