英語の代名詞の表記・使い方(種類と用法)|現役通訳が解説

英語 代名詞 表記

英語を習い始めると出てくるのが文法用語。

国語の授業では滅多に文法の用語が使われることが無いせいか、品詞の名前を言われても、何のことなのかピンとこない・・・ということもあるのではないでしょうか?

今回は英語の代名詞について、その代表的な種類と用法を見ていきます。

この記事は、ニュージーランド在住17年の通訳をしている<うらん>が解説いたします。

目次

英語の代名詞の表記・使い方も解説

代名詞は、英語では “Pronouns”と呼ばれます。

英語の代名詞は、主として名詞の繰り返しを避けるために、その代わりとして用いられる語で、ときにはそれがさす名詞がないこともあります。

英語の代名詞の種類

英語の代名詞には次の5種類があります。

人称代名詞、指示代名詞、不定代名詞、疑問代名詞、関係代名詞。

それでは早速、それぞれの代名詞の意味と用法を確認してみましょう。

英語の代名詞の表記・使い方

代名詞の使い方について、それぞれ解説します。

人称代名詞 (英語ではPersonal Pronouns)

話し手(1人称)、相手(2人称)、話題のなかの人、物、事(3人称)を表す英語の代名詞です。( I, you, he, she, it, we, they)

1.I bought my jacket at farmers market. (私はファーマーズマーケットでジャケットを買った)

この場合、Iとmyが話し手を表す1人称の代名詞となります。

2.You have a nice bag. (素敵なカバンをお持ちですね)

この場合、Youが相手を表す2人称の代名詞です。

3.She always have her own way. (彼女はいつも思い通りにする)

この場合、She とherが話題のなかの人を表す3人称の代名詞となります。

所有代名詞 (英語ではPossessive Pronouns)、再帰代名詞 (Reflexive Pronouns)

人称代名詞に含まれます。(mine, yours, his, hers, ours, theirs / myself, yourself, himself, herself, itself, ourselves, themselves) など

所有代名詞は人称代名詞の所有格+名詞の意味を表し、前にでている名詞を代表します。

それ故、人称代名詞の所有格は常に後に名詞を伴っているのに対し、所有代名詞は独立して用いられます。

所有代名詞の例:

Your cup is different from ours. (あなたのカップは私たちの物と違いますね)

この場合、Yourは人称代名詞の所有格。Ours は所有代名詞となります。

再帰代名詞は所有格、または目的格に-self(複数の場合は-selves)がついたものです。

再帰代名詞の例:

She absented herself from the meeting. (彼女はその会に欠席した)

この場合、herselfが再帰代名詞となります。

指示代名詞 (英語ではDemonstrative Pronouns)

「これ」「あれ」などとはっきり指し示す代名詞です。

(This, That)など

指示代名詞の例:

This is my book, and that is Rob’s. (これが私の本で、あれがロブの本です)

この場合、Thisとthatが指示代名詞となります。

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不定代名詞(英語ではIndefinite Pronouns)

不特定の人、物、事を表し、また一定ではない量を表す代名詞です。(one, some, all, none) など

不定代名詞の使用例:

Do you like applies? Yes, I like them. (あなたはリンゴが好きですか?ええ、好きです)

この場合、themが不定代名詞となります。

疑問代名詞(英語ではInterrogative Pronouns)

疑問を表す代名詞(who, what, which)など

疑問代名詞の例:

Who wrote this essay? (このエッセイは誰が書いたの?)

この場合、Whoが疑問代名詞となります。

関係代名詞(英語ではRelative Pronouns)

代名詞として働くと同時に、先行詞(関係代名詞が修飾をする名詞を意味する語)と、これを修飾する節を結びつける接続詞として働く語を関係代名詞といいます。(who, which, that)など

関係代名詞の例:

I know a lot of people who live in Fukuoka. (私は福岡に住んでいる人をたくさん知っています)

この場合、Peopleが先行詞となり、who が関係代名詞となります。

Who live in Fukuoka という節が、peopleを修飾しています。

まとめ

英語の代名詞は主に名詞の繰り返しを避けるために代わりに用いられる名詞です。

日本語では主語が省かれる傾向にあるので、彼、彼女といった代名詞はあまりでてきませんが、英語ではしっかりと頻繁に使用されます。

大きく分けると5種類の関係代名詞がありますが、さらに細かい分類もあるので、これを機会に文法書を開いてみることをお勧めします。

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