「オーストラリアの修学旅行、子供に現金だけ持たせれば大丈夫?」 そんな疑問を持つ保護者の方は多いですが、結論から言うと、現在のオーストラリアで「現金のみ」の旅行は非常に不便で、時としてリスクを伴います。
世界トップクラスのキャッシュレス社会であるオーストラリアでは、中高生の修学旅行であっても「カード決済」が事実上のスタンダードです。クレジットカードが持てない18歳未満の学生はどう準備すべきか、2026年最新の支払い事情を徹底解説します。
オーストラリアは「タッチ決済」が常識!現金だけが危険な理由
オーストラリアの都市部(シドニー、ケアンズ、ゴールドコーストなど)では、キャッシュレス化が日本以上に進んでいます。
1. 「Cashless Only」の店が増加中
現地のカフェやフードコート、お土産店の中には「Cashless Only(現金不可)」と掲示している店舗が珍しくありません。特に完全無人の自動販売機や、街中の公共交通機関では現金が一切使えないケースが増えています。
2. 「コンタクトレス決済」が主流
オーストラリアではカードを端末にかざすだけの「タッチ決済(コンタクトレス決済)」が一般的です。バスや電車の乗車も、専用の交通系ICカード(Opalカード等)を買わずに、手持ちのタッチ決済対応カードをかざすだけで完結します。
3. 防犯上のメリット
多額の現金を持ち歩くことは、紛失や盗難のリスクを高めます。カードであれば、万が一紛失してもアプリですぐに利用停止ができるため、修学旅行生にとっては現金よりも安全な選択肢といえます。
クレジットカードがない中高生にベストな解決策
18歳未満は本人名義のクレジットカードが作れません。そこで、修学旅行生に選ばれている「3つの代替案」を紹介します。
① 【推奨】海外用デビットカード(Wise / Revolutなど)
今、最も利用者が増えているのが「Wise(ワイズ)」や「Revolut(レボリュート)」などのデビットカードです。
- メリット: 銀行よりも圧倒的に有利な「ミッドマーケットレート」で両替でき、手数料が格安。
- 管理機能: 保護者の銀行口座からチャージし、子供が現地で使う形になります。利用履歴が即座に親のスマホに通知されるため、何にお金を使ったか把握でき、使いすぎも防げます。
- 年齢制限: Wiseの場合、日本居住者は16歳以上であれば本人名義で作成可能です。
② 家族カード(高校生以上)
親が利用しているクレジットカードの「家族カード」を子供名義で発行する方法です。
- メリット: 新たな審査が不要で、親の口座から一括引き落としになります。海外旅行保険が付帯しているカードも多いため、安心感があります。
- 注意点: 発行までに2週間〜1ヶ月程度かかることが多いため、早めの手続きが必要です。
③ 海外用プリペイドカード
あらかじめ日本円をチャージしておき、現地で使うタイプです。審査がないため中学生でも持ちやすいのが特徴ですが、手数料がデビットカードより高めに設定されていることが多いです。
それでも「現金」はいくら持っていくべき?
完全キャッシュレスが理想ですが、「0ドル」はおすすめしません。 以下の理由から、最低限の現金は必要です。
- 学校のルール: 学校側から「緊急用に〇〇ドル持参」と指定がある場合。
- システムトラブル: 万が一、通信障害でカードが使えない時の備え。
- 地方の小さなお店: 観光地から外れた古い個人店など。
推奨される準備額:50ドル〜100ドル(約5,000円〜1万円程度) ポイントは「100ドル札」で持たせないことです。オーストラリアの小さなお店では100ドル札は敬遠されやすく、お釣りが無いと言われることがあります。5ドル、10ドル、20ドルといった小銭・小額紙幣で準備してあげましょう。
出発前に親子で確認!3つの重要チェックリスト
カードを持たせるなら、出発前に必ず以下の3点を確認してください。
- 暗証番号(PIN)の確認: 海外ではサインではなく「4桁の暗証番号」の入力が必須です。親が管理していて子供が知らないというケースが多いため、必ず本人に覚えさせましょう。
- タッチ決済が機能するか: カードに「Wi-Fiのような電波マーク」がついているか確認してください。これが無いと、現地のレジでスムーズに支払いができません。
- 1日の利用限度額の設定: 盗難被害や使いすぎを防ぐため、アプリや会員サイトから「1日あたりの利用上限」を低めに設定しておくと安心です。
支払い方法の準備ができたら、次は「持ち物」の最終チェックをしましょう。オーストラリア独自の厳しい持ち込みルールや、2泊3日・3泊4日の具体的な費用相場については、こちらのメイン記事をご覧ください。
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まとめ:スマートな支払いで最高の修学旅行を!
2026年現在のオーストラリア修学旅行では、「基本はタッチ決済対応カード、予備に少しの現金」というスタイルが最もスマートで安全です。
特に海外用デビットカードは、修学旅行後も海外留学やオンラインショッピングで活用できるため、この機会に準備しておくことをおすすめします。お金の不安を解消して、一生の思い出に残るオーストラリア旅行を楽しんできてください!
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