海外旅行では大きな荷物を入れるスーツケースとは別に、ショルダーバッグやリュックサックなどのサイドバッグがあれば便利です。
中でも両手が空いて便利なのがリュックサック。
しかし、たくさんあるリュックサックの中から、海外旅行に適したものを選ぶとなると悩む人も少なくはありません。
さらに女性の場合、便利性はもちろんのこと、おしゃれなものを選びたいと思う人もいるはずです。
そこで今回は、海外旅行で役立つリュックサックの基本的な選び方と、行先別おすすめリュックを紹介します。
海外旅行のリュックにおすすめ!選び方の基準
海外旅行では欠かせないサイドバッグですが、たくさん荷物が入って両手も自由になるリュックサックがおすすめです。
まずは、海外旅行におすすめのリュックの選び方を確認してみてください。
海外旅行はカバンよりもリュックサックのみが良い理由
海外旅行にはカバンよりもリュックのみが重宝します。
- 両手が空く
- たくさんの荷物が入る
- 疲れにくい
- 機内に持ち込みができる
リュックサックだけを持つスタイルの最大の特徴は、荷物を背負うことで両手が空くことです。
ショルダーバッグなどと違って、片方の肩だけに負担がかかることもありません。
海外旅行でも短い日数であれば、機内に持ち込みができるリュックサックだけのスタイルを選んでみるのもおすすめです。
旅行用のリュックは軽いものがおすすめ
旅行用のリュックは見た目だけでなく、背負ったときの重さも確認してください。
重いリュックは、方に負担がかかるため軽さも重要です。
中に色々と荷物を入れると、軽いリュックを選んでも持ち歩くときはそれなりの重さになります。
旅行用のリュックに必要な容量
旅行用のリュックは、用途に応じた容量を選んでください。
- 20L~:普段使い・通学・通勤・日帰りハイキング・マザーズリュック
- 30L~:通学(荷物の多い人)・日帰り登山・旅行
- 40L~: 海外旅行・3泊程度の登山
- 70L以上: バックパッカー・1週間程度の登山
サイドバッグとしてリュックを使うのであれば、20L程度のものでも十分です。
しかし、トランクなしでリュックだけで海外旅行を考えているのであれば、40L以上のリュックを選ぶ必要があります。
旅行のリュック|大容量が良いとき
バックパッカーで海外旅行を検討しているという人は、大容量のリュックがおすすめです。リュックだけで海外旅行を行く場合、リュック選びも重要になるので次の点を確認してください。
- 背負い続けることを考えて選ぶ
- 耐久性のあるものを選ぶ
- 飛行機の手荷物として持ち込めるサイズ容量を選ぶ
大容量のリュックはたくさん荷物が入る反面、重くなりがちです。
容量も大切ですが、背負い続けることを考えて選ぶことが大切になります。
また、飛行機の手荷物として持ち込めるサイズを事前に調べておくと安心です。
海外旅行はリュックが防犯性が高い
例えば、身に付けるタイプのバッグでいえば、ショルダーバッグも防犯性が高いといえそうです。
しかし、ショルダーバッグと比べて、どっちが防犯性が高いのか、といえば、これは賛否両論となるポイントかも知れませんが、筆者として、結論を言えば、やはり、防犯性は、リュックサックの方が上と感じています。
防犯性を考える上では、力が弱いレディースが使っている場面を想定するとわかりやすい気がします。
海外旅行のスリ対策や盗難防止を考えると、よくあるビデオでの一場面を思い出すと、海外旅行での盗難は、あまりスマートではなく、むしり取るイメージです。
手提げカバンはもちろんですが、ショルダーバッグの場合、力づくで奪い取られるイメージです。
リュックサックの場合、ショルダーバッグのように、片方の方ではなく、両方の肩に掛かっているので、力づくでは取られにくいということで、防犯的にはおすすめだと思うのです。
盗難防止を考えるのでれば、貴重品は、リュックには入れず、洋服のポケットにいれて身に付けること。
鍵のかかるリュックのタイプにして、身体に背中ではなく、前に「背負う(?)」のが最善の方法かも知れません。
リュックの弱点は、チャックを開けられることなので、大事なものを入れてるチャックには鍵を付けるのがお勧め!
大人女子なリュックで旅行へ出かけよう
せっかくの海外旅行、女性ならおしゃれをしたいと思うはず。
しかし、リュックだとおしゃれファッションに合わないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
大人女子なリュックを選んで、海外旅行へ出かけてみましょう。
旅行のリュック|おしゃれなレディースリュックのブランド
サイドバックとしてリュックを使う場合、20L程度の容量があれば大丈夫です。
そこで、おしゃれなレディースリュックのブランドを紹介します。
- ジルバイジルスチュアート
- アネロ
- moz(モズ)
- ポーターガール
- ロンシャン
旅行リュックでコーデを楽しもう
リュックは色やデザインを選べば、おしゃれにコーデも楽しめます。
パステルカラーが映える春には、ワンピースにベージュ色のリュックを合わせてみるのもおすすめです。
さらに、パンツでもスカートにも合うのがブラックやネイビー、ブラウンなど濃い色のリュックです。
フェミニンな服装なら少し小ぶりのリュクで、スポーティなファッションの場合はワイドな黒リュックなども合います。
旅行リュックにおすすめ おしゃれなメンズバッグ
バックパックで旅行を考えているなら、荷物が入る大容量のリュックが必要ですが、サイドバッグとしてリュックを使うならそれほど大きなものはいりません。
男性でも20L程度のものがあれば大丈夫です。
旅行リュック【メンズ編】おすすめ ブランド
機能性・耐久性・デザイン性の3点でもおすすめのメンズリュックのブランドです。
- ノースフェイス
- グレゴリー
- ホグロフス
- マスターピース
- クローム
メンズのリュックではデザインはもちろんのこと、使いやすさも重要になります。
旅行リュック【メンズ編】おしゃれな黒は服にも合わせやすい
おしゃれファッションにリュックを合わせるなら、リュックの形、色も考えてください。
色々な服装に合わせたいというのであれば、色は無難な黒がおすすめです。
黒のリュックであれば、大人ファッションでも、カジュアルファッションでもピッタリです。
海外旅行のリュック|おすすめと注意点
海外旅行では観光へ出かけるときでも何かと荷物が増えがちです。
そんなときも荷物がしっかり入れられるリュックは大活躍。
しかし、日本と違って海外では治安が良くない国もあり、しっかりファスナーが閉まっているリュックでも安心はできません。
そこで、行先別ごとにリュックのおすすめと注意点を紹介します。
台湾旅行でリュックを使うときの注意点
台湾は比較的治安は良いため、それほど荷物の心配はありません。
とは言え、油断は禁物です。
リュックは後ろにあるため、知らない間にファスナーを空けて財布を盗られたという被害もあります。
台湾では、人混みが多い場所ではリュックは前に抱えるようにしてください。
韓国旅行でリュックを使うときの注意点
韓国でのスリなどの犯罪発生率は、実は日本とそれほど変わりません。
ただし、観光場所によってはリュックでも注意が必要です。
多くの観光客で賑わう南大門市場などは、観光客を狙って財布を盗られる犯罪も発生しています。
リュックを前に抱えるように持つか、リュックのチャックがすぐに開けられないようにしておくと安心です。
シンガポール旅行でリュックを使うときの注意点
シンガポールも治安は比較的良い国です。
しかし、日本とは違うということは忘れないでください。
リュックもきちんとチャックをする、外ポケットに貴重品を入れないなどの注意は必要です。
また、シンガポールはスコールがあるため雨対策は必要になります。
カッパを持って行くならリュックもスッポリ入るものを持って行くと良いでしょう。
タイ旅行でリュックを使うときの注意点
タイではカバンから財布などを盗まれるという被害がとても多く発生しています。
そのため、リュックを使うときはできるだけ前に抱えるように持ってください。
後ろに背負っていると、ナイフなどでカバンを切られて貴重品を盗られることもあります。
貴重品は外ポケットに入れない、お金は分散して持っておくなどの対策をしておくことをおすすめします。
ハワイ旅行でリュックを使う注意点
ハワイは比較的治安は良い方ですが、場所にもよるため油断は禁物です。
出来るだけしっかりとしたリュックを選んでみてください。
人が多い場所では前に抱えるように持つようにしましょう。
ハワイではお土産を入れたり、日焼け対策グッズを持ち歩くこともあるため、小さいカバンよりもリュックの方がたくさん荷物も入るのでおすすめです。
ヨーロッパ イタリア旅行でリュックを使う注意点
ヨーロッパのイタリアではスリ、ひったくりなどの軽犯罪率が高く、持ち物は注意が必要です。
観光客をターゲットとした軽犯罪が多発しているため、リュックを持つときはできるだけ前で持つ、しっかりとチャックは閉める、生地がしっかりしたものを選びましょう。
特にイタリアの観光都市、ローマでは犯罪が多いため注意してください。
アメリカ旅行でリュックを使う注意点
アメリカは旅行で訪れる大都市よりも、地方の方が治安は良くありません。
経済的に厳しい環境にある都市ほど、犯罪率が高くなる傾向があります。
とは言え、日本とは違うためどの都市であっても気は引き締めておくことが大切です。
リュックを持つときも注意してください。
特に公共交通機関を利用する場合は、カバンは目に見える位置でしっかりと持つようにしましょう。
海外旅行をリュックのみで大丈夫?
海外旅行にリュックのみで行こうか考えている人もいるのではないでしょうか。
今ではリュック一つで旅行を楽しむバックパッカーも増えてきました。
リュックのみで海外旅行に行くかどうか、それぞれのメリット・デメリットを比べて参考にしてみてください。
〇リュック一つで海外旅行へ行くメリット
- 手荷物を預ける必要が無い
- 両手が空く
- 移動が楽
〇リュック一つで海外旅行へ行くデメリット
- 背負って移動しなければならない
- 荷物が取り出しにくい
- スーツケースよりも耐久性は弱い
リュック、スーツケースそれぞれに良い点、悪い点があります。
何で海外旅行へ行くかは、行先や日数、メリット・デメリットも含めて考えるようにしてください。
まとめ
旅行のサブバックに、またはスーツケースの代わりにリュックは大活躍してくれるアイテムです。
容量もしっかり入り、両手が空くため、荷物が増えがちな海外旅行にもおすすめになります。
今では多機能で、おしゃれなリュックもたくさんあります。
自分に合ったものを探してみてください。
ただし、海外では日本とは治安も異なるため、リュックだけでなく観光中の手荷物には十分に注意してくださいね。
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