「使い慣れたパワーポイントで旅行しおりを作りたい」「日程や写真を自由に配置したい」と考えていませんか。
パワーポイントは、文字、写真、図形を自由に配置できるため、旅行日程表や持ち物リストを見やすくまとめられます。完成後はPDFに保存して、スマートフォンで共有したり、紙に印刷したりすることも可能です。
印刷する場合はA4縦、スマートフォンで見る場合は16:9の横長スライドにすると作りやすくなります。
この記事では、旅行しおりに入れる内容、スライドサイズの設定、ページの作り方、おしゃれに見せる配色や写真配置、PDF保存と印刷前の確認方法を解説します。
パワーポイントで旅行しおりを作るメリット
① 写真や文字を自由に配置できる
テンプレートの枠に縛られず、写真、文字、図形をドラッグして配置でき、項目ごとに大きさや位置を調整できます。「この日は写真を目立たせたい」「ここはメモ欄を大きく取りたい」といった微調整が直感的に行えます。
② スマートフォン用のページを作りやすい
パワーポイントの標準的な横長スライド(16:9)は、スマートフォンを横向きにしたときに比較的見やすい形式です。1枚のスライドを「1日分」や「持ち物リスト」として完結させることで、スワイプしながら快適に情報を確認できます。
③ PDFに保存してオフラインでも確認できる
PDFに保存すれば、対応するプリンターやコンビニの印刷サービスを使って紙へ印刷することもできます。
パワーポイント以外の作り方や基本的な手順から確認したい方は、こちらも参考になります。
→ 旅行のしおりの作り方とパソコンで手作りする方法やテンプレート活用
パワポでおしゃれな旅行しおりを作る手順と設定
ここからは、パワーポイントで旅行しおりを作る手順と、見やすくおしゃれに仕上げるポイントを順番に解説します。
ステップ1:必要なページを決める
最初に、旅行しおりへ入れるページを決めます。
基本的な構成は次のとおりです。
1.表紙
2.旅行全体の日程
3.1日目の予定
4.2日目以降の予定
5.交通機関と宿泊先の情報
6.持ち物リスト
7.予算・支払いメモ
8.緊急連絡先
ページ数を増やしすぎると、旅行中に必要な情報を探しにくくなります。日程が短い旅行なら、5~8枚程度を目安にまとめましょう。
ステップ2:スライドサイズを設定する
上部メニューの「デザイン」から「スライドのサイズ」を選びます。
スマートフォンで見る場合は「ワイド画面(16:9)」、紙へ印刷する場合は「ユーザー設定のスライドのサイズ」からA4を選びます。
A4の冊子として印刷する場合は、幅と高さを入れ替えて縦向きに設定してください。
スマートフォン用の16:9のデザインを、そのままA4縦へ印刷すると余白が大きくなる場合があります。両方で使う場合は、完成後にファイルを複製し、それぞれのサイズに合わせて調整しましょう。
ステップ3:色とフォントを統一する
使用する色は、背景色、メインカラー、アクセントカラーの3色程度に絞ります。
フォントは、見出し用と本文用の2種類以内にすると統一感が出ます。本文には、細すぎず読みやすいゴシック体を使いましょう。
背景と文字の色が近いと読みにくくなるため、白い背景に濃い文字など、十分な明暗差を付けてください。
ステップ4:写真は大きさと位置をそろえる
1枚のページに写真を詰め込みすぎず、メイン写真を1枚大きく配置すると見やすくなります。
複数の写真を並べる場合は、高さや幅をそろえ、「配置」機能で間隔を均等にします。
写真の上へ文字を置く場合は、半透明の図形を敷くと文字が読みやすくなります。
ステップ5:図形とアイコンで情報を整理する
飛行機、電車、食事、観光、宿泊などのアイコンを見出しに使うと、情報の種類を見分けやすくなります。
ただし、ページごとに異なるデザインのアイコンを使うと統一感がなくなります。同じ線の太さや形でそろえ、使いすぎないようにしましょう。
ステップ6:日程や旅行情報を入力する
旅行しおりには、次の情報を入れておくと便利です。
・旅行全体の日程
・集合時間と集合場所
・交通機関の時刻
・宿泊先の名称・住所・電話番号
・観光スポット
・持ち物リスト
・予算と支払いメモ
・緊急連絡先
日程表には、時刻、場所、移動方法、予約の有無をセットで記載します。
宿泊先情報には、施設名、住所、電話番号、チェックイン時刻をまとめておくと、現地で確認しやすくなります。
パワポで作る旅行しおりを便利にする活用術
パワーポイントの機能を活かした、一歩先のしおり活用法を紹介します。
Googleマップなどのリンクを設定する
住所や施設名にGoogleマップなどのURLを設定しておくと、PDFから地図を開きやすくなります。
ただし、PDFを開くアプリによってはリンクをタップできない場合があります。完成後に、実際に使用するスマートフォンで動作を確認してください。
スライドマスターで共通デザインを設定する
全ページの見出し、ページ番号、背景などをまとめて設定できるため、ページを追加してもデザインを統一しやすくなります。
観光施設や地図のQRコードを掲載する
観光施設の公式サイトや地図など、公開しても問題のないURLをQRコードにして掲載すると、同行者が情報へアクセスしやすくなります。
航空券、入場券、宿泊予約などのQRコードは、不正利用や個人情報流出につながる可能性があります。旅行しおりへ掲載せず、本人だけが確認できる場所で管理してください。
無料テンプレートを使う方法
PowerPointやMicrosoft Createなどで、旅行や旅程表に利用できるテンプレートが見つかる場合があります。
一から作るのが不安な場合は、テンプレートを利用すると短時間で完成させることができます。
テンプレートを利用する場合は、写真、日程、色、フォントを旅行内容に合わせて変更しましょう。
パワーポイント向けだけでなく、WordやExcelなども含めて比較したい方は、こちらのテンプレート集も参考になります。
→ 旅のしおり作成におすすめの無料テンプレート集
パワーポイントで作った旅行しおりを保存・共有する
スマートフォンで読みやすさを確認する
PDFへ変換する前に、スマートフォンで文字の大きさと写真の見え方を確認します。
特に、集合時刻、交通機関の時刻、住所、緊急連絡先は小さくなりすぎないようにしましょう。
PDF形式で保存する
「名前を付けて保存」または「エクスポート」からPDF形式を選びます。
PDFにするとフォントや配置が崩れにくくなりますが、リンクやQRコードが正しく機能するか、保存後のファイルでも確認してください。
印刷前に余白を確認する
プリンターやコンビニ印刷では、用紙の端まで印刷できない場合があります。
文字や重要な画像をページの端へ置かず、印刷プレビューで切れていないか確認してください。
同行者へ共有する
PDFをメールやメッセージアプリ、クラウドストレージなどで共有します。
住所、電話番号、予約番号などが含まれている場合は、不特定多数が閲覧できる場所へ公開しないよう注意してください。
まとめ:用途に合わせてサイズとページ構成を決めよう
パワーポイントで旅行しおりを作るときは、最初にスマートフォンで見るのか、紙へ印刷するのかを決めます。
スマートフォン用なら16:9、印刷用ならA4縦を基本にし、表紙、日程表、交通・宿泊情報、持ち物リスト、緊急連絡先の順に作るとまとめやすくなります。
おしゃれに見せるには、色を3色程度、フォントを2種類以内に絞り、写真の大きさや位置をそろえることが大切です。
完成後はPDFに保存し、文字の読みやすさ、リンク、印刷時の余白を確認してから同行者へ共有しましょう。
