カナダ国旗の意味とは?変わった理由とメイプルリーフの由来

カナダ 国旗

「カナダ国旗のメイプルリーフにはどんな意味があるの?」「なぜ1965年にデザインが変わったの?」「中央の葉は大麻なの?」と疑問に思っていませんか。

現在のカナダ国旗は、赤と白の配色と、中央に配置された11の角を持つカエデの葉が特徴です。1965年、それまで広く使われていたイギリス国旗入りのカナディアン・レッド・エンサインに代わる、カナダ独自の国旗として採用されました。

この記事では、カナダ国旗の色とメイプルリーフの意味、1965年に変わった理由、葉に関するよくある疑問を解説します。

目次

カナダ国旗のデザインと色の意味

カナダ国旗は、中央の白い部分と、その左右にある赤い帯で構成されています。中央には、赤いカエデの葉が一枚描かれています。

赤と白は、1921年にカナダの国を表す色として定められました。赤はイングランド、白はフランスと歴史的なつながりがある色です。

中央のカエデの葉は、カナダの自然だけを表しているわけではありません。カエデの葉は19世紀から、硬貨、紋章、軍の記章などに使われ、カナダ人の誇りや帰属意識を表すシンボルとして定着してきました。

国旗の葉には11の角がありますが、州や準州の数を表しているわけではありません。風になびいたときにも形が分かりやすいよう、様式化されたデザインです。

カナダ国旗が1965年に変わった理由

現在のカナダ国旗へ変わった大きな理由は、イギリスとの歴史的なつながりだけでなく、カナダ独自の国民性を表す国旗が求められたためです。

1965年以前は、左上にイギリスのユニオンジャックを置いたカナディアン・レッド・エンサインが、カナダを表す旗として広く使われていました。しかし、これは正式な国旗として採用されたものではありませんでした。

第二次世界大戦後になると、英系や仏系など異なる背景を持つ国民をまとめ、国外でもカナダだと分かる独自の国旗を求める声が高まります。

当時のレスター・B・ピアソン首相は、統一された独立国としてのカナダを表す国旗が必要だと考えました。国旗のデザインをめぐって議会や国民の間で激しい議論が起こり、これは「国旗大論争」と呼ばれています。

最終的に、ジョージ・スタンリーが提案したデザインを基に、赤いカエデの葉と赤白の配色を使った現在の国旗が選ばれました。

新しい国旗は1965年1月28日に正式に認められ、同年2月15日にオタワの国会議事堂で初めて掲揚されました。

カナダ国旗のメイプルリーフが選ばれた理由

カエデの葉は、現在の国旗が制定されるより前から、英系や仏系などの違いを超えてカナダ人に親しまれていました。

19世紀には歌や書籍、硬貨、紋章などに使われ、第一次世界大戦ではカナダ兵の記章にも採用されています。

特定の地域や民族だけに偏らず、多くの国民がカナダの象徴として受け入れやすかったことが、国旗のデザインに選ばれた大きな理由です。

カナダ国旗の葉は大麻ではなくカエデ

カナダ国旗の中央に描かれている葉は、大麻ではなくカエデの葉です。

カナダで大麻が合法化されていることや、葉の形が似て見えることから誤解される場合がありますが、国旗のデザインとは関係ありません。

カエデの葉は、現在の国旗ができる以前から、硬貨や軍の記章などに使われてきたカナダの代表的なシンボルです。

まとめ:カナダ国旗は独自の国を表すため1965年に変わった

カナダ国旗の赤と白は、1921年からカナダを表す色として使われています。中央のカエデの葉は、19世紀からカナダ人の誇りや帰属意識を表してきたシンボルです。

現在の国旗へ変わった理由は、イギリス国旗を含む従来の旗に代わり、カナダ独自の統一的なシンボルが求められたためです。

新しい国旗は1965年2月15日に初めて掲揚されました。中央の葉は大麻や特定のサトウカエデではなく、カナダを表すために様式化されたカエデの葉です。

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