「妊娠がわかったけれど、予約済みの旅行はキャンセルしたほうがいい?」「友達にはどう伝えればいい?」と迷っていませんか。
妊娠が判明しただけで、すべての旅行を必ずキャンセルする必要があるとは限りません。旅行を続けるかキャンセルするかは、現在の体調や妊娠の経過、移動時間、旅行先の環境などを確認し、必要に応じて医師へ相談して判断します。
一方、妊娠を理由に取り消しても、キャンセル料が自動的に免除されるわけではありません。予約した旅行商品、航空券、宿泊施設の取消規定に沿って対応するのが原則です。
この記事では、妊娠発覚後に旅行を続けるかキャンセルするかの判断、旅行会社や航空会社への手続き、キャンセル料の確認方法、延期や変更、友達への伝え方を解説します。妊娠週数、体調、旅行先選び、医師への相談など、詳しい内容は関連ページもあわせて確認してください。
妊娠旅行について知りたいことから選ぶ
妊娠中の旅行について詳しく確認したい内容が決まっている方は、次の記事から確認してください。
・今の体調で旅行を続けるか判断したい
→ 妊娠中の旅行を体調から判断するときの確認事項
・妊娠週数ごとの旅行の考え方を知りたい
→ 妊娠中の旅行を週数別に確認するガイド
・旅行先や旅行日数をどう選ぶか知りたい
→ 妊娠中の旅行先・期間の選び方
・旅行について医師へ何を相談するか知りたい
→ 妊娠中の旅行について医師へ相談するポイント
・妊娠でキャンセル料が免除されるか知りたい
→ 妊娠中の旅行キャンセル料と免除の考え方
・キャンセルで診断書が必要か知りたい
→ 妊娠による旅行キャンセルで診断書が必要になるケース
・旅行会社への電話や伝え方を知りたい
→ 妊娠で旅行をキャンセルするときの旅行会社への伝え方
妊娠発覚後に旅行をキャンセルするか判断する手順
妊娠が判明したら、次の順番で確認しましょう。
1.現在の体調と妊娠の経過を確認する
2.旅行日程・移動時間・旅行先を確認する
3.必要に応じて医師へ相談する
4.航空会社や旅行会社の利用条件を確認する
5.旅行先で必要な医療対応や保険内容を確認する
6.続行、延期、内容変更、キャンセルから選ぶ
7.キャンセルする場合は予約先へ早めに連絡する
体調に不安がある場合は、旅行手続きより先に医療機関へ相談してください。
飛行機を利用する場合は、妊娠中の搭乗条件が航空会社によって異なるため、予約先や航空会社の案内も確認しましょう。
妊娠中に旅行を続けるか、現在の体調から判断するときの確認事項は、妊娠中の旅行を体調から判断するときの確認事項で詳しく解説しています。
妊娠発覚後に旅行をキャンセルする前に確認すること
予約済みの旅行をすぐにキャンセルする前に、現在の体調、旅行内容、移動の負担、予約条件を確認しましょう。
妊娠週数だけでキャンセルを決めない
妊娠週数だけで、旅行を続けられるかどうかを一律に判断することはできません。
現在の体調、妊娠の経過、移動時間、旅行日程などを確認し、不安がある場合は医師へ相談してください。
飛行機を利用する場合は、航空会社が定める妊娠中の搭乗条件も確認しましょう。
妊娠初期・中期・後期など、週数ごとに確認したいポイントは、妊娠中の旅行を週数別に確認するガイドも参考にしてください。
旅行日程と移動の負担を確認する
次の項目を確認し、予約済みの旅行を続けるか、変更・キャンセルするか判断する材料にしてください。
・移動時間
・乗り換え回数
・早朝出発や深夜到着の有無
・旅行日数
・歩く時間や予定している活動
・休憩を取りやすい日程か
・旅行先で受診できる医療機関があるか
海外旅行の場合は、現地で医療機関を受診する方法や保険内容も確認しておきましょう。
妊娠中に旅行する場合の行き先、移動距離、旅行日数の選び方は、妊娠中の旅行先・期間の選び方で詳しく解説しています。
体調に不安がある場合は医師へ相談する
体調や妊娠の経過に不安がある場合は、旅行を続けるか自分だけで判断せず、医師へ相談してください。
相談するときは、旅行日、行き先、移動手段、移動時間、予定している活動などを伝えると判断材料になります。
そのうえで、続行、延期、日程短縮、行き先変更、キャンセルを検討します。
医師へ相談するタイミングや、旅行日・行き先・移動時間など何を伝えて相談するかは、妊娠中の旅行について医師へ相談するポイントも参考にしてください。
妊娠を理由にキャンセルすると取消料はかかる?
妊娠を理由に旅行を取り消しても、キャンセル料が自動的に免除されるわけではありません。
原則として、予約した旅行商品、航空券、宿泊施設の取消規定に従います。
取消料の扱いは、次の条件によって異なります。
・募集型企画旅行か個別手配か
・国内旅行か海外旅行か
・航空券の運賃種別
・ホテルの予約プラン
・取消日
・キャンセル保険や補償の有無
医師から旅行を控えるよう指示されている場合は、予約先へ事情を説明し、診断書などの提出によって特別対応が可能か相談してください。
ただし、診断書を提出すれば必ず免除されるわけではありません。
妊娠を理由にしたキャンセルで取消料が免除・減額される可能性や確認方法は、妊娠中の旅行キャンセル料と免除の考え方で詳しく解説しています。
旅行のキャンセル料がいつから発生するか詳しく知りたい方は、旅行のキャンセル料はいつから?いつまでキャンセルできるか解説も参考にしてください。
妊娠発覚後に旅行をキャンセルする手順
1.予約内容と取消規定を確認する
予約確認メールやマイページで、予約先、旅行日、取消料が発生する日、現在の取消料を確認します。
航空券、ホテル、レンタカー、現地ツアーを別々に予約している場合は、それぞれ手続きが必要です。
2.予約した窓口へ連絡する
旅行会社で予約した商品は旅行会社へ、航空会社から直接購入した航空券は航空会社へ連絡します。
ホテル予約サイトを利用した場合は、ホテルではなく予約サイトでの手続きが必要なこともあります。
3.妊娠と医師の指示を正確に伝える
妊娠が判明したことや、医師から旅行を控えるよう指示されている場合は、その内容を予約先へ伝えます。
「妊娠だから無料になりますか」と断定せず、次のように確認してください。
「妊娠が判明し、医師から旅行を控えるよう言われました。取消料の扱いと、必要な書類を教えてください」
電話やメールで旅行会社へ伝える内容や例文は、妊娠で旅行をキャンセルするときの旅行会社への伝え方で詳しく解説しています。
4.診断書などの必要書類を確認する
特別対応を検討してもらえる場合は、診断書、妊娠証明書、母子健康手帳の写しなどを求められることがあります。
書類を取得する前に、必要な記載内容と提出期限を確認してください。
妊娠による旅行キャンセルで診断書が必要になるケースや確認方法は、妊娠による旅行キャンセルで診断書が必要になるケースも参考にしてください。
5.取消料と返金額を確認して手続きする
取消料、返金額、返金方法、返金時期を確認してから手続きを完了します。
電話で手続きした場合は、担当者名、連絡日時、案内された内容を控えておきましょう。
キャンセル保険に加入している場合は補償条件を確認する
キャンセル保険や予約時の補償に加入している場合は、妊娠に関連する取消しが補償対象になるか確認してください。
妊娠が判明したことだけでは対象にならず、医師による旅行中止の指示など、約款で定められた条件が必要な場合があります。
次の項目を確認しましょう。
・補償対象となる理由
・妊娠・出産に関する免責事項
・必要な診断書などの書類
・補償される取消料
・申請期限
実際の補償条件は加入した保険・補償の約款で確認してください。
キャンセル以外に延期や内容変更も検討する
体調や予約条件によっては、キャンセル以外の方法を選べる場合があります。
日程を延期する
旅行商品の変更条件を確認し、別の日程へ変更できるか相談します。
変更手数料や旅行代金の差額が発生する場合があります。
旅行日数を短くする
長期間の旅行が負担になる場合は、日数を短縮する方法があります。
一部だけ取り消せるか、全体の取り直しが必要かを確認してください。
行き先や移動方法を変更する
予約条件によっては、行き先や移動方法を変更できる場合があります。
変更手数料や旅行代金の差額を確認し、キャンセルする場合と費用を比較しましょう。
本人だけ参加を取りやめる
友達との旅行では、妊娠した本人だけ取り消し、ほかの参加者は旅行を続ける方法もあります。
ただし、人数が減ることで、部屋代やツアー代金が変わる可能性があります。本人の取消料と、残る人に発生する追加料金を分けて確認してください。
妊娠で友達との旅行をキャンセルするときの伝え方
妊娠初期で詳しい事情をまだ話したくない場合は、すべてを説明する必要はありません。
まずは、参加が難しくなったことを早めに伝え、予約変更に必要な確認を進めましょう。
妊娠したことを伝える場合
「急な話で申し訳ないのですが、妊娠がわかりました。体調と医師への相談を踏まえて、今回は旅行を取りやめたいと思っています。キャンセル料や人数変更による追加料金を確認して、分かり次第すぐに連絡します」
妊娠初期で詳細を伏せたい場合
「体調上の事情で、今回の旅行への参加が難しくなりました。直前の変更になってしまい申し訳ありません。キャンセル料や予約への影響を確認して、早めに連絡します」
医師へ相談してから決めたい場合
「体調のことで医師に相談する必要があり、旅行に参加できるかまだ判断できません。○日までに必ず連絡します。予約条件も確認しておきます」
一方的にキャンセルを伝えるだけでなく、本人の取消料と、人数変更によって友達側に追加される料金を確認する姿勢を示すと話し合いやすくなります。
妊娠を理由に航空券をキャンセルする場合
妊娠を理由に航空券をキャンセルしても、必ず無料で払い戻されるとは限りません。
まず次の項目を確認してください。
・航空券を購入した窓口
・変更・取消条件
・払戻手数料
・払戻期限
・医療上の理由による特別対応の有無
・診断書など必要書類
旅行会社や予約サイトから購入した航空券は、航空会社へ直接連絡しても手続きできない場合があります。購入した窓口へ確認してください。
妊娠による旅行キャンセルについてよくあるQ&A
妊娠が分かったら旅行はキャンセルした方がいいですか?
妊娠が判明しただけで、すべての旅行を必ずキャンセルする必要があるとは限りません。
現在の体調、妊娠の経過、旅行日程、移動時間などを確認し、不安がある場合は医師へ相談して判断してください。
妊娠を理由に旅行をキャンセルするとキャンセル料はかかりますか?
原則として、予約した旅行商品や宿泊施設、航空券の取消規定に従います。
妊娠を理由に自動的にキャンセル料が免除されるわけではありません。
妊娠の診断書があればキャンセル料は無料になりますか?
診断書を提出すれば必ず無料になるとは限りません。
医療上の理由による特別対応があるか、予約先へ確認してください。
妊娠が分かったら旅行会社にはいつ連絡すればいいですか?
キャンセルすると決めた場合は、できるだけ早く予約先へ連絡してください。
取消日によってキャンセル料が変わる場合があります。
友達との旅行で自分だけキャンセルできますか?
予約条件によっては、本人だけ取り消せる場合があります。
ただし、参加人数が減ることで部屋代やツアー代金が変わる可能性があるため、自分の取消料と友達側への追加料金を確認してください。
妊娠を友達にまだ伝えたくない場合はどうすればいいですか?
妊娠していることを必ず伝える必要はありません。
「体調上の事情で参加が難しくなった」と伝え、予約変更やキャンセルに必要な確認を進めても構いません。
キャンセルせず日程変更することはできますか?
予約した旅行商品によっては、延期や日程変更が可能な場合があります。
変更手数料や旅行代金の差額と、キャンセルした場合の費用を比較してください。
まとめ
妊娠が判明したからといって、予約済みの旅行を必ずキャンセルする必要があるとは限りません。
現在の体調や妊娠の経過、旅行日程、移動時間などを確認し、不安がある場合は医師へ相談して、続行・延期・変更・キャンセルを判断しましょう。
キャンセルする場合、妊娠を理由に取消料が自動的に免除されるわけではありません。予約した旅行商品、航空券、ホテルなどの取消規定を確認し、早めに予約先へ連絡してください。
医師から旅行を控えるよう指示されている場合は、診断書などによる特別対応があるか確認します。
友達との旅行をキャンセルする場合は、本人の取消料だけでなく、人数変更によって他の参加者に追加料金が発生しないかも確認しておきましょう。
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