「旅行のために毎月いくら貯めればいい?」「半年後の旅行に間に合わせるには、どのくらい必要?」と迷っていませんか。
毎月の旅行貯金額は、旅行に必要な総額から現在の貯金額を引き、出発までの月数で割ると計算できます。
例えば、旅行予算20万円に予備費2万円を加え、現在の旅行貯金が4万円ある場合は、残り18万円を12か月で割り、毎月1万5,000円を貯めます。
この記事では、旅行までに毎月いくら貯めればよいかを計算する方法、予算・期間別の貯金額、国内・海外・カップル・家族旅行の例、無理なく続ける貯め方を紹介します。
旅行貯金は毎月いくら必要?
毎月必要な貯金額は、次の式で計算できます。
毎月の旅行貯金額=(旅行予算+予備費-現在の旅行貯金)÷出発までの月数
旅行予算とは別に、料金の値上がりや予定外の出費に備える予備費を加えておくと安心です。予備費に一律の正解はありませんが、旅行予算の1割程度を目安にする方法があります。
毎月の旅行貯金額の早見表
以下の表は、現在の貯金額と予備費を含めず、旅行に必要な金額を出発までの月数で割った目安です。
| 旅行に必要な金額 | 6か月後 | 1年後 | 2年後 |
|---|---|---|---|
| 5万円 | 約8,400円 | 約4,200円 | 約2,100円 |
| 10万円 | 約16,700円 | 約8,400円 | 約4,200円 |
| 20万円 | 約33,400円 | 約16,700円 | 約8,400円 |
| 30万円 | 5万円 | 2万5,000円 | 1万2,500円 |
| 50万円 | 約8万3,400円 | 約4万1,700円 | 約2万900円 |
すでに旅行用の貯金がある場合は、必要な金額から差し引いて計算してください。
例えば、旅行予算20万円に予備費2万円を加え、現在5万円貯まっている場合は、残り17万円を12か月で割ります。毎月の貯金額は約1万4,200円です。
旅行貯金額を決める5つの手順
1.旅行の総予算を計算する
まず旅行に必要な総額を確認します。交通費、宿泊費、食費、観光費などを詳しく見積もる方法は、「旅行予算の立て方|費用の見積もりと計算方法」で確認してください。
2.予備費を加える
料金の値上がりや予定外の出費に備えて予備費を加えます。目安を決めたい場合は、旅行予算の1割程度から検討すると分かりやすくなります。
3.現在の旅行貯金を差し引く
すでに旅行用として確保しているお金がある場合は、目標額から差し引きます。
4.出発までの月数で割る
残った金額を出発までの月数で割ると、毎月必要な旅行貯金額が分かります。
5.無理なく続けられるか確認する
算出した金額が家計を圧迫する場合は、旅行時期を遅らせる、日数を減らす、宿泊施設を見直すなどして調整しましょう。
国内・海外旅行の毎月の貯金例
以下は、予備費を除いた旅行予算だけを月数で割った例です。実際に貯めるときは、必要に応じて旅行予算の10%程度を加えてください。
国内旅行に10万円必要な場合
半年後に10万円必要なら、毎月約1万6,700円です。
1年後なら毎月約8,400円、2年後なら毎月約4,200円となります。
海外旅行に30万円必要な場合
半年後なら毎月5万円、1年後なら毎月2万5,000円、2年後なら毎月1万2,500円です。
海外旅行に50万円必要な場合
1年後なら毎月約4万1,700円、2年後なら毎月約2万900円、3年後なら毎月約1万3,900円です。
カップル・家族旅行は毎月いくら貯める?
カップルや家族旅行では、旅行費用を誰がどの割合で負担するかを先に決めましょう。
カップル旅行の例
旅行予算が2人で20万円、1年後に出発する場合は、2人合わせて毎月約1万6,700円が必要です。
均等に負担するなら、1人あたり毎月約8,400円を貯めます。
家族旅行の例
家族旅行の予算が40万円で、2年後に出発する場合は、毎月約1万6,700円が必要です。
子どもの年齢によって、交通費、宿泊費、食費が変わります。予約時点の料金で計算し、成長による料金区分の変更も見込んでおきましょう。
共同口座を使う場合も、それぞれが個別に貯める場合も、毎月の入金額と現在の残高を共有できる方法にすると管理しやすくなります。
旅行貯金は生活費と分けて管理する
旅行資金は、生活費とは分けて管理すると使い込みを防ぎやすくなります。
旅行専用の口座や目的別口座を作り、給料日のあとに毎月決まった金額を自動で移す方法なら、貯金を続けやすくなります。
大切なのは金利の高さよりも、「旅行用のお金を普段の生活費と分けること」です。
毎月の目標額を決めたら、先に旅行貯金へ回し、残った金額で生活する仕組みにすると管理しやすくなります。
旅行積立を使う方法もある
旅行会社によっては、旅行資金を事前に積み立てるサービスがあります。
旅行積立は、利用する旅行会社が決まっている場合には選択肢になります。ただし、使える旅行商品、途中解約、払い戻しなどの条件はサービスによって異なります。
行き先や航空会社、ホテルを自由に選びたい場合は、銀行口座などで現金を貯める方が使いやすいでしょう。
利用する場合は、申し込み前に各サービスの最新条件を確認してください。
毎月必要な旅行貯金額が高すぎる場合
計算した金額を毎月貯めるのが難しい場合は、次の3つを見直します。
1.旅行までの期間を延ばす
同じ目標額でも、6か月より1年、1年より2年と期間を延ばすほど、毎月必要な金額は少なくなります。
2.旅行予算を下げる
宿泊日数やホテル、交通手段などを見直し、必要な総額を下げます。
3.現在の貯金や臨時収入を充てる
ボーナスなどを旅行資金に充てられる場合は、その金額を目標額から差し引いて毎月の貯金額を計算し直します。
毎月の旅行貯金が難しいときの調整方法
計算した毎月の貯金額が大きすぎる場合は、無理に家計から捻出する必要はありません。
次の方法で調整できます。
・旅行時期を数か月遅らせる
・旅行予算を見直す
・毎月の固定額に臨時収入を加える
・旅行用口座へ自動で積み立てる
・少額の貯金を追加する
例えば、毎月5,000円を自動で貯め、さらに月5,000円分を追加できれば、1年間で12万円になります。
旅行貯金についてよくあるQ&A
旅行のために毎月いくら貯金すればいいですか?
「旅行に必要な総額から現在の旅行貯金を引き、出発までの月数で割る」と毎月必要な金額を計算できます。予定外の支出に備える場合は、予備費も目標額に加えてください。
半年後に10万円必要なら毎月いくら貯めればいいですか?
現在の旅行貯金が0円で予備費を含めない場合、10万円÷6か月なので、毎月約1万6,700円が必要です。
1年後に20万円必要なら毎月いくら貯めればいいですか?
現在の旅行貯金が0円で予備費を含めない場合、20万円÷12か月なので、毎月約1万6,700円です。すでに貯金がある場合は、その金額を20万円から差し引いて計算します。
旅行貯金はどこに置いておくのがおすすめですか?
普段使う生活費とは分けて管理するのがおすすめです。旅行専用口座や目的別口座などを使い、毎月決まった金額を自動で移すと管理しやすくなります。
旅行貯金が間に合わない場合はどうすればいいですか?
出発時期を遅らせる、旅行予算を下げる、臨時収入を旅行資金へ回すなどの方法があります。無理に毎月の貯金額を増やすより、旅行時期や目標額を調整する方が続けやすくなります。
旅行予算そのものはいくらにすればいいですか?
旅行予算は、交通費、宿泊費、食費、観光費などを積み上げて計算します。詳しい決め方は「旅行予算の立て方|費用の見積もりと計算方法」で確認してください。
まとめ
旅行のために毎月いくら貯めればよいかは、旅行に必要な金額と出発までの期間から計算できます。
計算式は次のとおりです。
毎月の旅行貯金額=(旅行予算+予備費-現在の旅行貯金)÷出発までの月数
例えば、予備費を別に考えず、1年後に20万円必要で現在5万円貯まっている場合は、残り15万円を12か月で割るため、毎月1万2,500円が必要です。
毎月必要な金額が高すぎる場合は、旅行時期を遅らせる、旅行予算を見直す、現在の貯金や臨時収入を使うなどして調整しましょう。
旅行資金は生活費とは分け、毎月決まった金額を自動で貯める仕組みにすると続けやすくなります。
