カナダの滝といえばナイアガラ|世界遺産ではないのか解説

カナダ 滝

「ナイアガラの滝は世界遺産ではないの?」「カナダ側の滝は何という名前?」「ほかにも有名な滝はある?」と疑問に感じていませんか。

ナイアガラの滝はカナダを代表する観光地ですが、現在はユネスコ世界遺産に登録されていません。

ただし、「有名すぎるから」「人工的に水量を調節しているから」といった理由が、世界遺産に登録されていない公式な理由として公表されているわけではありません。

ナイアガラの滝は1つの滝ではなく、カナダ滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝の3つから構成されています。なかでも最大なのが、カナダ側にあるホースシュー・フォールズです。

この記事では、ナイアガラの滝の特徴、世界遺産との関係、カナダ側からの観光方法、アクセス、カナダにあるほかの有名な滝を解説します。

目次

カナダの滝といえばナイアガラの滝

カナダ 滝 (1)

ナイアガラの滝は、カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州の国境を流れるナイアガラ川にあります。

ナイアガラの滝は、次の3つの滝の総称です。

・カナダ滝(ホースシュー・フォールズ)
・アメリカ滝
・ブライダルベール滝

カナダ側にあるホースシュー・フォールズは、3つの中で最も大きく、馬のひづめのような形をしていることから名付けられました。

滝そのものは一年を通して眺められますが、遊覧船など一部の観光施設は季節によって営業期間が異なります。

ナイアガラの滝の高さ・幅・水量

カナダ滝であるホースシュー・フォールズは、落差が平均約57メートル、滝の上端の幅が約670メートルあります。

観光シーズンの日中のピーク時には、1分間に約16万8,000立方メートル以上の水が滝を流れ落ちます。

ナイアガラの滝は世界で最も高い滝ではありませんが、高さと豊富な水量が組み合わさった迫力ある景観が特徴です。

大量の水が流れ落ちるため、滝の周辺では常に大きな水しぶきと霧が発生します。展望場所によっては衣服が濡れることもあるため、レインコートなどがあると便利です。

カナダ側の滝は英語でHorseshoe Falls

「滝」は英語でwaterfall、複数の滝や固有名詞ではfallsと表すことがあります。

ナイアガラの滝全体はNiagara Fallsです。

そのうちカナダ側にある最大の滝は、Horseshoe FallsまたはCanadian Horseshoe Fallsと呼ばれます。

Horseshoeは馬蹄を意味し、滝の上端が馬のひづめのような弧を描いていることに由来します。

ナイアガラの滝が世界遺産になっていない理由

ナイアガラの滝は世界的に有名な自然景観ですが、現在はユネスコ世界遺産に登録されていません。

ただし、ユネスコやカナダ政府が「有名すぎるから」「人工的に水量を管理しているから」といった不登録の理由を公式に示しているわけではありません。

世界遺産へ登録されるには、対象国が候補地を暫定一覧表に掲載し、推薦書を提出したうえで、世界遺産委員会の審査を受ける必要があります。

そのため、価値の高い観光地であれば自動的に世界遺産へ登録されるわけではありません。

ナイアガラの滝はカナダとアメリカの国境にありますが、2か国にまたがっていることだけが不登録の理由ともいえません。イグアスの滝やヴィクトリアの滝など、複数の国にまたがる世界遺産もあります。

ナイアガラ川では水力発電などのために水量が調節されていますが、これが世界遺産に登録されていない公式な理由として公表されているわけではありません。

ナイアガラを含む旅行日程を検討している方は、カナダ旅行のモデルコースと季節別のおすすめプランも参考にしてください。

カナダにはナイアガラ以外にも美しい滝がある

カナダにはナイアガラの滝以外にも美しい滝が存在します。以下は、そのような滝の一部の例です。

これらの滝はカナダの美しい自然景観の一部であり、ナイアガラの滝と同様に訪れる価値があります。

アサバスカの滝(Athabasca Falls)

アサバスカ滝は、アルバータ州のジャスパー国立公園内にあります。高さは約23メートルですが、アサバスカ川の豊富な水量による力強い流れと、岩盤を削ってできた峡谷が特徴です。

カカベカ滝(Kakabeka Falls)

カカベカ滝は、オンタリオ州のカカベカ・フォールズ州立公園にあります。カミニスティクア川にある高さ約40メートルの滝で、滝と峡谷を遊歩道から眺められます。

モントモーランシーの滝(Montmorency Falls)

高さは約83メートルで、ナイアガラ最大のホースシュー・フォールズよりも高い滝です。

カナダ側からナイアガラの滝を観光する方法

カナダ側のナイアガラの滝へ向かう場合は、トロント・ピアソン国際空港を利用するのが一般的です。

空港からナイアガラ・フォールズまでは、車やバスなどで移動します。所要時間は交通状況によって大きく変わるため、余裕のある計画を立てましょう。

アメリカ側のバッファロー・ナイアガラ国際空港も比較的近いですが、カナダ側へ入るには国境を越える必要があります。入国条件や必要書類を事前に確認してください。

ナイアガラ滝周辺の展望台や遊覧船などの観光スポット

ナイアガラの滝周辺には、多くの展望台や遊覧船などの観光スポットがあります。以下にいくつかの代表的なスポットを説明します。

ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ(Journey Behind the Falls)
ホースシュー・フォールズ近くのトンネルや展望デッキから、落下する水と水しぶきを間近で体感できる観光施設です。

ナイアガラ・シティ・クルーズ
ナイアガラ・シティ・クルーズの「Voyage to the Falls」は、カナダ側から滝へ接近する遊覧船です。遊覧船は季節運航のため、運航期間と予約時間を公式サイトで確認してください。

スカイロン・タワー(Skylon Tower)
スカイロン・タワーはナイアガラの滝を一望できる展望塔です。タワーの上部には展望台や回転レストランがあり、360度のパノラマビューを楽しむことができます。昼夜を問わず、素晴らしい景色を楽しむことができます。

クイーン・ヴィクトリア・パーク(Queen Victoria Park)
クイーン・ヴィクトリア・パークは、カナダ側の滝に沿って広がる公園です。遊歩道や展望場所からホースシュー・フォールズやアメリカ滝を眺められます。季節の花や景観を楽しみながら散策する場所としても利用されています。

夜のライトアップ
ナイアガラの滝では、夜間に滝のライトアップが行われます。季節やイベントによって点灯時間や内容が変わるため、訪問日の予定を公式サイトで確認してください。日中とは異なる幻想的な景色を楽しめます。

他のおすすめスポットやアクセス情報などをまとめた「カナダ旅行のまとめ」もあわせて参考にしてみてください。

まとめ

カナダを代表する滝といえば、カナダとアメリカの国境にあるナイアガラの滝です。

ナイアガラの滝は、カナダ滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝の3つから構成され、最大の滝がカナダ側のホースシュー・フォールズです。

現在、ナイアガラの滝はユネスコ世界遺産に登録されていません。ただし、有名すぎることや水量が調節されていることが、不登録の公式な理由として公表されているわけではありません。

カナダ側では、ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ、ナイアガラ・シティ・クルーズ、スカイロン・タワー、夜のライトアップなどを楽しめます。

カナダには、アサバスカ滝、カカベカ滝、モンモランシーの滝など、ナイアガラ以外にも見応えのある滝があります。営業期間や道路状況を確認し、旅行先に合った滝を選びましょう。

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