日本では7月~9月にかけて、台風が発生しやすい時期です。
ちょうどこの頃は夏休みと重なるため、旅行を予約する人も多くいます。
時に楽しみにしていた旅行が、「台風の接近と重なってしまった!」なんてこともあるかもしれません。
天気予報で台風の動きを観察しながらも、旅行をどうするか迷うところです。
そこで今回は、旅行出発日に台風が接近した場合のキャンセルについて紹介します。
夏の旅行を申し込む前に、ぜひ参考に敷いてみてください。
旅行の出発日に台風が接近したときのキャンセル料はどうなるのか?
旅行の出発日に台風が接近となると、旅行に行けるかどうか不安になるものです。
まずは、交通機関や旅行のタイプでキャンセルが異なるので確認してみてください。
飛行機の欠航は各航空会社で判断が分かれる
飛行機の欠航判断は、各航空会社に委ねられます。
早いと前日から欠航情報が掲載されるので、各空港または航空会社のホームページなどでフライト情報を確認しておきましょう。
欠航になったときは、振替か払い戻しの対応となるのでキャンセル料はかかりません。
公共交通機関は計画運休で事前に分かることもある
最近、新幹線や交通公共機関では計画運休が増えてきました。
列車の運休や見合わせが決まると、購入した切符は手数料なしで交換または払い戻しをしてもらえます。
また、運休が決まらなくても、乗車前であれば手数料を支払ってキャンセルすることができます。
ちなみにJRでは、手数料は乗車券・特急券220円、指定席は出発日の2日前なら340円、前日からは30%となります。
ツアー旅行は会社によっても異なる
ツアー旅行の場合、旅行会社によって対応は異なります。
早めに中止を決める場合もあれば、当日まで決まらない場合とまちまちです。
申し込み時に天候による旅行の有無について、対応も聞いておくと安心です。
ツアーは中止が決まった場合、キャンセル料なしで返金されます。
ただし、中止が決まる前に事前キャンセルした後、台風でツアー中止になったとしてもキャンセル料は戻ってこないことがほとんどです。
ツアーの場合は、キャンセルのタイミングも重要です。
宿泊は個人の判断に任せられる
個人旅行で宿泊だけ予約をした場合、台風時のキャンセルは宿泊者に委ねられます。
基本は、台風であってもキャンセルはお客負担となることを覚えておいてください。
宿泊先が台風の被害を受けたて、宿泊困難と判断した場合のキャンセルはキャンセル料の発生はしません。
ただし、実際にキャンセル料を請求されるかどうかは宿泊先によっても対応が異なります。
旅行の出発日に台風が接近したときどうする?
旅行の出発日に台風が接近となると、「旅行を事前にキャンセルしたほうが良いのでは?」と悩むのではないでしょうか。
そこで、事前キャンセルするかどうか次の点も踏まえて考えてみてください。
今後の台風の進路を確認
台風の進路は、今ではかなり前からある程度分かるようになりました。
旅行の前は、今後の台風の進路も含めて「行く」「行かない」を決めてみてください。
出発場所は台風の影響を受けていなくても、台風の進路がこれから向かう旅行先を直撃することも考えられます。
そうなると、旅行中の予定も変り、帰りのことも心配しなければなりません。
また、時間によって暴風域を抜けていることもあるので、台風の速さによって旅行を検討することも考えてみてください。
小さい子供との旅行なら無理は禁物
小さい子供と旅行をするなら、無理は禁物。
大人だけの旅行とは違い、子連れ旅行は移動だけでも大変になります。
悪天候で雨風が強いとなればなおさらです。
子供の安全も考えて、事前にキャンセルする勇気も必要です。
まとめ
旅行の日に台風が接近すると、旅行をキャンセルするべきか悩む人も少なくはありません。
それぞれにキャンセル料金が発生する場合と、しない場合があるので、台風シーズンに旅行をする場合は、事前にきちんと確認をしておきましょう。
また、キャンセル保険などもあるので、不安な場合は加入を検討してみてください。
まずは安全が第一と考え、無理せず判断することが大切です。
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